和菓子屋さんの木製看板、むくの桂材を石屋彫りで仕上げてあります。
      桂材 石屋彫り
桂材に石屋彫りで文字を仕上げ白の艶消しで着色した和菓子屋さんの木彫看板です。室内で使用するということもあり生地のまま仕上げています。
お寺の扁額、欅材を拭き漆で着色、石屋彫りにし文字には緑青を撒いています。
 欅材拭き漆 石屋彫り 文字緑青入
欅材を拭き漆で着色、石屋彫りで彫り文字に緑青(孔雀石を砕いた粉末)を撒いたお寺の扁額です。扁額とは神社の鳥居やお寺の山門に掲げられる木彫看板の事です。
欅材の金箔を押した木彫看板
     欅材 額彫り 文字金箔入
幅2メートル以上の玉杢の欅材を額彫りにして純金箔を押した木彫看板です。お客様のご好意により現在は弊社で展示しているシンボル的な看板です。
木彫社銘板、サクラ材をクリヤー塗装したものを額彫りしています。
欅材 額彫り

鏡縁に製材した欅をカスタニ色で着色し額彫りで彫り込み金箔を押した和菓子屋さんの木彫看板です。
葬儀屋さんの木製袖看板、欅材を額彫りで両面彫り上げLED内照式のベースと一体にしています。
  欅材 額彫り 屋根付

欅材を額彫りで両面彫り込みステンレス製のベースと一体にした葬儀屋さんの袖看板です。
屋根の内部にはLEDが取り付けられ風雨からの看板の保護の他、夜間に看板を照らす役割をしています。

煎餅屋さんの木彫看板、桂材を鎌倉彫りにしています。
      桂材 鎌倉彫り
ムクの桂材をノミで彫り込み、文字と落款を浮き立たせる鎌倉彫りで仕上げた煎餅屋さんの木彫看板です。
木彫社銘板、サクラ材をクリヤー塗装したものを額彫りしています。
桜材 額彫り
右の画像は本サクラ材、左の画像は樺サクラ材をウレタンクリヤーで塗装、額彫りで仕上げた木彫の社銘板です。クリヤー仕上がサクラ材特有の縮み杢を美しく引き立てています。
たい焼き屋さんの木製看板、桂材をレリーフ彫りにしています。
桂材 レリーフ彫り
釣りバカ日誌で有名な漫画家の北見けんいちさんがデザインされた招き猫のイラストを小判型に製材した桂にレリーフ彫りをした店舗看板です。真ん中の鯛は純金箔を押して仕上ています。
釣具屋さんの銅屋根付き木彫看板、栓材を額彫りしています。
     栓材 額彫り 銅屋根付
栓材にマホガニ色で保護着色し額彫りした看板を銅屋根と組み合わせた釣具店の軒上げ看板です。屋根の内側にはLEDが取付けられています。
職人による木彫看板製作の様子

弊社では一枚板から彫り出す「木彫看板」に始まり、現在では希少な伝統技術となっている「金箔浮出文字」、また銅やステンレス等の屋根と組み合わせた木製看板などを創業50年の経験をもとに製作させて頂きます。


彫り方の種類
鎌倉彫りで製作した木彫看板のサンプル画像
やげん彫りで製作した木彫看板のサンプル画像
石屋彫りで製作した木彫看板
額彫りで製作した木彫看板
鎌倉彫りは文字の周りを彫りこみ、彫りこんだ底辺にノミ目を付けた彫り方です。また文字を彫り出し、ノミ目を付けずに底を平らに均した彫り方は地スキ彫りと呼ばれます。
やげん彫りは主に細かい文字を彫る際に使用する彫り方です。小型の看板や落款、原稿を書いた書家様の名前を彫る際に使われる事が多いです。
石屋彫りは額彫りとは逆に文字部分を深く彫りこんだ彫り方です。深く掘り込むことにより文字に奥行きが生まれ陰影がでます。
額彫り(がくぼり)は木彫看板の彫り方ではオーソドックスな彫り方で別名かまぼこ彫りとも呼ばれます。文字を山なりに彫る事で立体感をだします。
木彫看板の彫り方の種類
金箔を使用した木彫看板
緑青を使った木彫看板
弊社では木彫看板の着色には防腐剤効果のある塗料を使用しています。特に外部で木彫看板を使用する場合は、耐朽性の高い木材に塗装する事によって雨風による看板の腐敗を妨げ持ちの良い看板に仕上げます。また文字の仕上げに関しては、通常の色入れ以外にも金箔押し、緑青(ろくしょう)を使用した色入れなど伝統的な技法も扱っております。
看板の文字の仕上げ
    板目            柾目            板目
栓(せん)材は欅に似た材質の木材で、欅材よりは落ちますが耐朽性に優れます。弊社では比較的良く使用される材料で、色は薄い灰褐色で木目は欅材より年輪の広がりが若干狭いです。
栓材板目を使用した木彫看板
栓材柾目を使用した木彫看板
栓材板目を使用した木彫看板
栓(せん)材
桂(かつら)材は材質が柔らかく製材後の仕上がりも美しい為、彫刻に向いた材料です。色はやや赤褐色を帯びていて木目は細かく緻密で落ち着いた印象を与える木材です。しかし耐久性は欅材ほど高くないため屋内での使用に向いています。
桂材を使用した木彫看板
桂材のサンプル画像
桂材を使用した木彫看板
桂(かつら)材
木目の種類
柾目…年輪が平行に流れている木目
板目…年輪が山形に広がっている木目
玉杢…円形が複雑に絡んだ模様の木目
     柾目            板目            玉杢 
欅(けやき)材は丈夫で耐朽性に優れた材料で、屋内外を問わず広く看板に使用される木材です。木目が美しく玉杢と呼ばれる円形の木目が複雑な模様になっているものは特に高価になります。また材質は硬く彫刻には時間が掛かります。
欅材玉杢を使用した木彫看板
欅材板目を使用した木彫看板
欅(けやきき)材
欅材柾目を使用した木彫看板
弊社でよく使用される3種類の樹種の特徴を紹介させて頂きます。また御注文お受けする際には、ここで紹介した木材以外でもお客様のご要望、予算などに合わせて木材を選ばさせて頂きます。
木材の種類

上記で紹介させて頂いたように一口に木彫看板と言っても、樹種、彫り方、塗装などによって多種多様な仕上がりとなります。ここでは木彫看板に使われる木材の樹種と彫り方の特徴を紹介させて頂きます。

木彫看板の種類とその特徴
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「金箔浮出文字」とは文字の形に挽いた木材を凸型に彫り出し、金箔を押した木製看板で、江戸時代以来の伝統を持つ技法です。弊社では現在、希少な技術となった金箔浮出文字の製作を行っています。また金箔浮出文字の技術を応用した様々な木製看板の製作も行っております。

金箔浮出文字
金箔浮出文字の製作工程の画像
看板に金箔を押している作業の画像
ロートアイアンに吊下げられた看板も全て木材をつかっています。金箔浮出文字をベースの額縁付きの板と組合わせた吊り下げ看板です。
ロゴマークの形に挽いた木材を彫り出し金粉で塗装、その上から金箔を押した金文字を梨地の青銅色に塗装したステンレスと組み合わせた企業ロゴマークの看板です。
こちらの浮出文字も毛筆の文字ですが、金箔は使わずに黒の艶消しで塗装した浮出文字です。金箔とは違い落ちついた雰囲気に仕上げています。
毛筆で書いた文字を金箔浮出文字で再現できるようにアレンジし、金粉で塗装、その上から金箔を押しています。その為、立上がりの部分も金色になっています。
桂材を江戸文字の形に挽き表面を凸型に彫りヤスリをかけ漆を塗り、その上から表面にのみ金箔を押したオーソドックスなタイプの金箔浮出文字です。
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金箔を押したロートアイアン吊下げ看板
企業ロゴマーク看板、桂材を彫刻し金箔を押したものをステンレス梨地のベースと組み合わせています。
和菓子屋さんの木製切文字看板
お寿司屋さんの金箔浮出文字
和菓子屋さんの金文字看板
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木彫看板
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㈱花田文栄堂のロゴ

総合美術看板 企画・設計・製作・施工








































































































































































































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